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排水処理施設運用・管理コンサルティング

「排水処理施設運用・管理コンサルティング」は、施設の『運用の最適化・管理の合理化』を目的として行います。

活性汚泥法による排水処理は、依然、担当者の長年の経験と感で行っているのが多いのが現状です。
施設の老朽化の程度に関わらず、運用の最適化・管理の合理化プロセスにおいて、設備の現状を的確に把握し、処理状態を可能な限り視覚化・数値化することで、「運用の最適化・管理の合理化」が実現可能になります。
運用の最適化・管理の合理化」は、多くの場合、施設の稼働費・使用薬品費等の削減、余剰汚泥の減量につながり、処理の安定化や処理水の水質向上につながります。

処理状態確認・改善アドバイス

水温、pH、DO、ORP、MLSS、沈殿槽底部MLSS、汚泥界面、SV30、SVI、透過指数、発砲状況、返送汚泥濃縮率、透視度等を継続的に観察し、水の状態を把握します。
また、各機器の運転状況を各種記録から確認し、設備の運転状況と水の状態から総合的に判断し、各槽の運転管理方法の見直しおよび状態改善のアドバイスをします。

効率的な運用、各種装置等の管理値の設定見直し

排水処理施設の稼働効果の最大化、また、エネルギー使用の効率化を目指し、運用方法の見直し、各種装置の設定等の見直しをアドバイスします。

DX(排水処理の自動運転化)

排水処理の自動運転化には、原水の負荷変動、当該施設毎に排水処理上起こる事象の把握を行い、変動要素を加味したシステムを構築する必要があります。
特に工場排水の場合、理論(値)通りに処理が最適かつ合理的に行えるケースは少なく、各工場毎の特性を把握したうえで、理論(値)を参考に実態に合った対策を講じていく必要があります。
排水処理設備構築後に生産設備の見直し、生産量の増減が生じている場合は、更に理論(値)通りの運用では処理がうまくいかなくなります。
様々な個別性や特殊性、変動要素や排水処理システム上に生じているアンバランスを加味したうえで、自動運転化をプランニングいたします。

遠隔監視

遠隔監視体制を整備します。
遠隔監視システムでリアルタイムに状況を共有でき、必要に応じて的確な対策を講じることが可能になります。
現場カメラで撮影した状況をPCで確認できるようにすることも可能です。

ご注意)
 コンサルティングを通じて、各種機器の購入や設置工事等の費用が生じた場合は、当該費用はお客様負担になります。

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